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MAX PITTION|2026AW新作「VICTOR」が入荷

MAX PITTION(マックスピティオン)より、2026AWシーズンの新作「VICTOR(ヴィクトル)」が入荷いたしました。

「VICTOR」は、同時リリースされた「GARROS(ギャロス)」と並ぶブランド初のフロントメタル・ダブルブリッジモデル。これまでのMAX PITTIONらしい存在感はそのままに、クラシックな空気感と機械的な美しさを融合させた、新しいアプローチの一本です。

まず目を引くのは、立体感のある重厚なメタル構造と、モダンとカラーを揃えたアセテート製ブローバーパーツの組み合わせ。メタルフレームでありながら冷たくなりすぎず、どこか温かみと色気を感じさせる表情に仕上がっています。

このシリーズを「メカニカルな雰囲気」と表現しているものも見かけましたが、実物を見るとその表現にも納得です。重厚なリムやブリッジの存在感はしっかりありながら、決して過剰ではない絶妙なバランス。シンプルで控えめな眼鏡を探している方には少し主張が強いかもしれませんが、「普通のメタルフレームでは少し物足りない」という方にはかなり刺さる仕上がりではないでしょうか。

実際に計測するとリム厚は約3mm。デザイン面だけでなく、強度数レンズをご使用の方にとってはレンズ厚をある程度目立ちにくくできるという実用的なメリットも感じました。

同時発売の「GARROS」がスクエア寄りのアビエーターシェイプで、どちらかといえばサングラス向きの印象なのに対し、「VICTOR」はブランドが“ストロベリーシェイプ”と呼ぶ、角を柔らかく残したボストン寄りのデザイン。眼鏡としてもサングラスとしても取り入れやすく、幅広いスタイルに馴染みそうです。

構造面にも非常にこだわりが感じられます。

レンズシェイプはブランドアーカイブをベースに再構築され、1950年代のフレーム構造を継承。素材には当時使われていた被覆モネルではなく、現代的なチタン合金を採用しています。

フロントには3mm厚のライン加工を施したリムを使用し、その背面にフラットなチタン製ブリッジバーを重ねて溶接。さらにそのブリッジをアセテートカバーで挟み込み、「MAX PITTION」の刻印とトルクススクリューによって固定するという、かなり凝った構成です。

ノーズ周辺も抜かりありません。ダブルライン加工を施したブリッジから伸びるノーズパッドアームはリム前面へ重ねて溶接され、強度と立体感を両立。ノーズパッド自体もチタン製で、上部を薄く、下部を広く設計した独自形状を採用し、細かな部分までブランドらしい美意識が宿っています。

VICTOR全3色
・Piano Black ¥93,500(税込)
・Cinnamon ¥93,500(税込)
・Dusty Champagne ¥93,500(税込)

ちなみにモデル名の「VICTOR(ヴィクトル)」は、フランス人ジャーナリストのヴィクトール・ノワール氏に由来するとされています。ただ、調べてみても眼鏡を掛けた資料は見当たらず、人物そのものというより、その時代背景やイメージから着想を得たネーミングなのかもしれません。

次回展示会でデザイナーのタミーさんに由来を聞けたら、またご紹介したいと思います。……覚えていればですが。

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